早稲田大学マニフェスト研究所は、従来より連載記事を提供している政治サイト「政治山」(株式会社パイプドビッツ)に、人材マネジメント部会の連載「一歩前に踏み出す自治体職員~ありたい姿の実現を目指して~」を2014年11月から開始しました。
第3回は2010年度参加のの和田大志さん(熊本県)に担当いただきました。以下のリンクからご覧いただけます。
和田さんはハイタッチ運動やSIM2030など様々な取組みをされていますが、一歩前に踏み出したきっかけは、部会での「コミットメント」と成功体験だと書かれています。
第3回 一歩踏み出せば世界の見え方が変わる~部会での「気づき」と熊本県庁での「実践」(熊本県環境生活部水俣病保健課主任主事 和田大志)
<記事から一部引用>
自分たちの組織の変革を考えるとき、「自分の組織はダメだ」「あの組織のことが羨ましい」という初期診断を安易に下してしまうことがある。しかし、本当にそうだろうか。少なくとも、熊本県庁においては、そうではなかった。(略)
それぞれの職員の中にある「貢献意欲」や「利他の心」に気づき、その表出が上手くいくように実践できれば、組織は変わっていく。そのためには、まず自分から惜しみない愛情・思いを同僚・組織に向けることができるかどうか。つまりは、どこまで自分の同僚・組織を「好き」になれるかである。
好きでなければ、他人に責任を転嫁する「他責」から脱却し、「自分に指を向ける」ことはできない。すべてはそこから始まるのだと部会で教えてもらったように思う。