Maniken〜地域経営のためのあたらしいマニフェスト研究所〜

わたしの「選び方」を変えていく

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一般社団法人Maniken
地域経営のためのあたらしいマニフェスト研究所
山内 健輔

都議選(現在〜6月22日まで投票可能)に向けて、早稲田大学デモクラシー創造研究所監修・Maniken協力のもと、「#くらべてえらぶ」が公開されました。都議選で複数の候補者を擁立している各党・各会派がどのようなマニフェストを出しているか?を一覧できるウェブサイトなので、都民の方はぜひ見て欲しいと思います。
最終的な投票先の決め手は、候補者の人柄や過去の言動に対する信用、未来に対する期待感など、明文にならない部分も含む総合的な判断になることが多いと思いますが、それにしても、マニフェストの中身で選ぶ比重を今より少しでも高くしていけるようなツールとしてご活用いただければ幸いです。

ところでこのウェブサイトは、単なるマニフェスト比較サイトという意味だけでなく、マニフェストの現在の状況・レベル・成熟度を可視化し、主権者の側がもっとレベルの高いマニフェストを求めるようになる、その起点にしたいと考えて制作しています。

出された政策に対して評価するという受動的なものではなく、「これでは評価できないのでもっと質の高い政策を出してほしい」というメッセージ・圧力の波動を起こしていけるような、いわば「選ぶ側」の姿勢をも変えていくきっかけにしたいと思うのです。

質の高いマニフェストを求める主権者の声が高まれば、政党や立候補者もより具体的で責任あるマニフェストを発表せざるを得ない状況が生まれ、さらにそのようなマニフェストが出てくれば主権者も4年に1回(多くの場合)責任ある選択をしていく、こうしたサイクルを築きたいと考えています。
選挙そのものは数日で終わってしまう一過性のものですが、選んだ責任者として主権者は、交わした約束(マニフェスト)の実行を次の選挙まで見つめる(応援し批判し)責任を果たす必要も生じます。

マニフェストが政治全体の質を持続的に引き上げるプロセスとして、主権者の側から 求めていく、そのような運動のきっかけにしたいと考え、私は引き続きこのマニフェストの重要性を発信してまいります。

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