Maniken〜地域経営のためのあたらしいマニフェスト研究所〜

HQプロファイル ~適材適所を導く四象限マップ~

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一般社団法人Maniken
地域経営のためのあたらしいマニフェスト研究所
松本 清子

このブログでも以前紹介しましたが、大正大学の公共政策学科の学生さんたちは、毎年アセスメントツール「HQプロファイル」を受診しています。
先日も、受診のための講義に行ってまいりました。講義では、まず受診するメリットをお伝えし、受診後には結果の見方を説明しています。
HQプロファイルでは、自分に関する180の質問に対して、直感でパッ、パッと答えていきます。大体みなさん30分以内に回答を終え、その場ですぐにフィードバック(結果)を確認できます。

自身の強みや改善点はもちろん、思考プロセスまで可視化されるため、普段は気づいていない潜在的な特徴も知ることができます。
通常、このアセスメントは自治体や大学、研究会などの「団体単位」でご依頼をいただきます。私たち事務局は、個人の受診結果を集計し、その団体の中で「個人の特性がどのような役割を果たせるか」をデータから分析します。そして、その分析結果を依頼元にお返ししています。注)データ分析なので、それがすべてではありません。

今回の大正大学での講義では、特別に「団体の中で見ると、自分はどのような役割が向いているのか」を学生さん個人にも見てもらいました。下記四象限の図では、縦軸が「俯瞰的・自主思考型 ⇔ 実務的・タスク遂行型」、横軸が「変革・拡大志向 ⇔ 堅実・保守志向」を示しています。
一般的に社会人で求められがちなのは、右上(俯瞰的かつ変革・拡大志向)の人材像です。しかし、職種によってはむしろ左下(実務的かつ堅実・保守志向)が最適な場合もあります。すべての象限にそれぞれマッチする職種があり、この結果をもとに「適材適所」の人材配置を行うことが可能です。

ただし、受診するタイミングによって結果は変わります。弊所が主催する自治体職員向け人材育成プログラム「地域経営部会」では、開始前と終了時に受診してもらっています。これによりプログラムの効果が測定でき、四象限のマップ上で変化がはっきりと可視化されます。

特に若い人ほど結果は変わりやすく、さまざまな経験を積むことで、プロットされる位置の「経年変化」を可視化することができます。
実は今回、講義の後に大正大学の2年生の学生さんから、こんなメールをいただきました。
『講義内でご案内いただいた「最新の受診結果から診断結果を見る」のスライドに沿って自身の座標を確認したところ、去年(2025年)の座標のみが反映されている状況でした。現在の自分の座標がどの位置にあたるのか、どうしても確認したく、ご連絡いたしました。』
講義中のデータ反映がシステム上で間に合わず、2026年度の最新の座標が見られなかったとのこと。大学2年生の学生さんが、アセスメント結果の意義を自分ごととして捉え、思い切って事務局へメールをくれたことが、本当に嬉しかったです。
さっそく、25年と26年の受診結果を重ねた座標軸データをお送りしたところ、後日、次のようなとても丁寧なお返事が届きました。
『自身の成長について客観的な結果を拝見し、大変嬉しく励みになりました。いただいたお言葉を胸に、今後は全体を見渡す視点を大切にしながら、キャリアや日々の生活に活かしてまいります。』大学2年生という大切な時期に、アセスメントの結果をただのデータで終わらせず、自分を成長させるための「ヒント」として貪欲に吸収しようとする姿勢に、深く感銘を受けました。

変化の激しい今の時代、このように「自分を客観的に見つめ直すツール」を利用できることは、学生さんにとっても、また社会人として歩む方々にとっても、自分自身の「現在地」を知り、次のステップへ進むための良い指標になるはずです。また、人材育成プログラムを主催する方々にとっては、その研修効果をしっかりと可視化できるというメリットもあります。働く一人ひとりが自らの可能性に気づき、それぞれの強みを組織の中で活かしていくためのサポートツールとして、このHQプロファイルがさらに多くの学びの場や、自治体・企業の皆様の人材育成にお役に立てるよう、これからも大切に届けてまいります。

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