諏訪市議会は、早稲田大学デモクラシー創造研究所が提供する「マニフェストスイッチ」に議会全員で取り組んでいます。
マニフェストスイッチは、「なぜ政治家を目指すのか」「ありたい姿」といったビジョンから始まり、解決したい課題とその具体策を記入していくオープンデータプラットフォームです。そして、「社会保障 」「税財政・財政再建」「産業政策」「労働」「社会資本整備」「環境・エネルギー」「教育・子育て」「行政・議会改革」「農林漁業」「安全・防災・震災復興」の10の分野に100ポイントを何ポイントずつ振り分けていくか、といった「優先順位」を示すことも必須となっています。
多くの選挙で候補者が個人ごとに登録いただいているマニフェストスイッチですが、この仕組みを議会の議員が全員で登録し、議会ウェブサイトに掲載していただいている例は現在のところごくわずかです(諏訪市議会、岡谷市議会)。そのうちの一つ、諏訪市議会は今回さらに進んて、議会だよりの誌面上で全議員のマニフェストスイッチを取り上げていただきました。

早稲田大学デモクラシー創造研究所「地域経営のための議会改革度調査」(回答1,372議会)で、選挙で住民に示した公約を議会のウェブサイトに掲載しているかを尋ねたところ、「掲載している」と回答した議会は、なんとわずか1.5%でした。

諏訪市議会は議員任期残り9ヶ月というタイミングで、3年前に住民に約束したことに改めて立ち返り、議会だよりに掲載して住民にお知らせしました。
選挙公報が選挙管理委員会のウェブサイトに掲載されることはありますが、選挙が終わると公開が終わるケースがほとんどです。議員一人ひとりの政策や考え方を「選挙のあとも」「継続して」「住民が」「一覧で」「オンライン上で(いる場所を問わず)」「知る機会」が残念ながら少ないのが現状です。
多くの議会では定例会ごとに議会だよりを発行していますが、一般質問や審議結果を伝えることが中心となり、議員が選挙で約束した公約は4年の間でどうなったか?議会が責任を持って示していく必要があります。諏訪市議会のチャレンジが全国の議会にも広がっていくことを期待しています。
マニフェストスイッチにご関心のある議会の皆様はぜひお気軽にお問い合わせください。